…っていうblogのタイトルなので、たまにははらぐろかった話をしましょう。
あれは、小学生低学年の冬のある日、雪の降った翌朝でした。
学校に登校すると、校長先生の次に偉いであろう-しかし副校長でも教頭でもない老齢の先生が、まさに雪の凍ったグランドをわたろうとしていたのでした。
僕は早速、「大丈夫ですか?」とその老齢の先生の肘の辺りを支えつつ、無事職員室まで送り届けたのでした。もちろんとても感謝されました。
数日後、朝礼でその先生が全校生徒の前で僕をほめたたえてくれました。
きっと担任の評価もあがったことでしょう。教室では担任にも級友にもちやほやされました。同時に校内での知名度もあがりました。
しかし、そのシナリオはすべて計算されたものでした。
偽善ってやめておこうと思った小学生の冬でした。
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